Ansys Rocky
離散要素法(DEM)による粒子挙動解析ソフトウェア - GPU高速計算対応
概要
Ansys Rockyは、離散要素法(DEM:Discrete Element Method)によって粒子の状態や不連続な材料の挙動を考慮して、各種産業プロセスでエンジニアリング面での問題を解決するシミュレーションができ、装置のプロトタイプの検討や設計、開発、生産技術等の面で設備の効率を向上させるためのソフトウェアです。
例えば、セメント、土、食品、錠剤、材料、化学などで用いられる多種多様な粒子(ソリッド、2Dシェル、硬質および軟質ファイバーなど)やサイズ・粒子形状を考慮した複雑な挙動をシミュレートするため、自動車部品・機械・土木・化学・材料などの多くの産業分野にてご利用いただけます。
● GPU高速計算対応
GPU(Graphics Processing Unit)を用いた高速計算により、シミュレーションの課題への対応範囲がより広範囲かつ効果的になり、今まで難しいと考えていた粒子を考慮したシミュレーションが効率的に検討できます。
適用産業分野
特徴
非球形の粒子を多面体として精度よく模擬した粒子シミュレーションソフトウェアとして、質量、容積を考慮した最先端の粉砕モデルを含みます。Ansys FluentやAnsys MechanicalなどのAnsys製品との連携も取れており、Workbench上の統合環境にて稼働できます。また、SPH(Smoothed Particle Hydrodynamics)とDEMの機能による自由表面流れと粒子を考慮した連携解析機能の組み込みや、マルチGPU機能も備えております。




